三度目の正直(日光白根山)

日光白根山。

別に難しい山でも何でもないのですが、我が家は過去2回とも敗退…。

1回目は一昨年。娘の登山靴を変えたところ、足に違和感(痛み?)を覚え、やむなく下山。麓の丸沼のオートキャンプ場で楽しく遊んで帰りました。

2回目は昨年。娘の友人一家と丸沼でキャンプ。昨年の断念の話をしていたので、両家で登ろうと計画。しかし、雨がひどく、子供が3人いたのでまたしても断念。これまた、麓の丸沼のオートキャンプ場で楽しく遊んで帰りました。

そして、今年。

もはや部活動に夢中で親との旅行やキャンブには興味を示さなくなった娘ではありますが、さすがに一昨年は自らの過失により、下山を余儀なくされたという後悔の念があったようで、

「今年は、日光白根、登るぞ」

と声をかけると

「OK。わかった。三度目の正直だね」

と快諾。

久しぶりの親子3人登山となりました。

登山といっても我が家はロープウェイがある場合、常に駆使しています。谷川岳でも西穂高岳でも那須茶臼岳でも乗っています。料金は馬鹿にならないくらい高いのに、それでもいつも乗ってしまうのです。ですので、あっというまに標高2,000メートルです。觔斗雲(きんとうん)みたいなものですね。

ロープウェイを降りるとすぐに登山口です。頂上まで片道2時間くらいかけて登ります。頂上他での休憩をふくめ、往復4時間半というプランです。写真見ると、まだ、太っていますなあ~ 今はもっとすっきりしています。

本来なら楽々なはずですが、この日は東北道の渋滞にやられ、到着が大幅に遅れたため、登りはじめが正午を過ぎていました。くだりのロープウェイの最終(16:30)に間に合うためには、あまり時間がありません。

というわけで、今回はかなりのハイペースで登りました。ろくに休憩もとらずに、登って登って登りまくりました。

ところで、我が家は3人とも森林歩きが大嫌い。太陽光線をさえぎってくれるし、涼しくてよいのですが、景色が見えないと、どうもモチベーションがあがらないのです。

「早く森林限界にならないかな」

これが娘の口癖です。

森林限界とは、高木が生育できなくなる限界高度のことです。森林限界を超えると、視界をさえぎるものがなくなるので、とたんに景色がよくなります。稜線もくっきり。頂上が見えたりもします。

「森林限界で待っているね」

娘はたいてい体力の落ちた我々夫婦を置いて、小猿のようにすいすいと登っていきます。

しばらくすると、遠く(かなり上の方)から、

「森林限界についたよ。もう少しだよ~」

と声がします。声の感じからして、あと100メートルくらいかなあという距離感です。

「もうひとがんばりだな」

森林限界で、娘は、いつもの「ここまで来たぞ 斉天大聖孫悟空」状態で、親を待ちます。余裕綽々。なんだか偉そうです。

「山登りたって、部活ほどきつくはないからね」

エッチラオッチラ、我々夫婦が登っていくと、涼しい顔で迎えます。

森林限界を超えると、日光白根山が火山であることを再認識させられます。頂上もおおむね見当がつきました。あと少しです。

すぐ近くに感じた頂上ですが、実際には森林限界からはガレ場続きで歩きにくく、3人とも思った以上に体力を消耗しました。

それでも何とか予定時間内に頂上に到着。年賀状用に家族社員など撮影し、ランチタイムと相成りました。

日光白根山は以北最高峰と呼ばれています。日本国内においては、日光白根山より北には、日光白根山より高い山は存在しないのです。

ランチをとってしばらく後。気づいたら、いつのまにか頂上には我々親子3人だけ。

あれだけにぎわっていた人々は全員すでに下山しています。稜線を見下ろしても、すでに人影はほとんどありません(かなり遠くに人影がポツリという程度です)。

「しまった。帰りのロープウェイに間に合わなくなるかもしれない!」

実際には多少時間には余裕があったのですが、精神的に「取り残された」感の強い3人はそのまま来た道をスタコラサッサと駆け下りました。

奥さんと娘はストックがあるので、下りもけっこうびゅんびゅん降りられるようになりました。

その結果。

なんとか、ロープウェイ最終便に間に合いましたとさ。めでたし、めでたし…

とまあ、こんな感じのトレッキングでした。

どっと疲れた3人はその後、クルマで日光菖蒲が浜に移動。湖畔でキャンプです。

中善寺湖畔から眺める星空もまた格別でした。北岳と違い、この日は新月が近かったので、驚くほど肉眼で星を見ることができました。

さそり座やいて座方面を娘と7倍50ミリの双眼鏡で眺めると、散開星団やら球状星団をたくさん発見。うじゃうじゃという言葉がぴったりなくらい、星を見つけることができました。


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三度目の正直(日光白根山) への5件のフィードバック

  1. 長老の娘 より:

    こんにちは!(いや・・・こんばんはか??)

    さすが、まこっちゃん\(^-^)/
    写真が綺麗!!

    最後の星空の写真は最高でした(><)

  2. しんちゃん より:

    家族3人で登山なんて、うらやましいです。我が家の一人娘は、三度の飯よりもジャニーズに発情していて、正直、目も当てられないです。アイドル(偶像)よりも、大自然を味あわせたいのですが、拒否が激しいです。現実はそれほど惨めじゃないのに。

    • ある程度の年齢になると、子供のころと同様、自然に興味が戻ってくるのかもしれませんね。
      最近でこそ、山ガールが増えましたが、本当に数年前までは、山道は年配の方で一杯。
      「お若い方はどうぞ」
      と我々の年齢で言われてしまうほどでした。

      最近は「お若い方はどうぞ」は私がよく使うせりふです笑

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