我が家のオート・キャンプ小史①(はじまりは、底冷えの道満グリーン・パーク)

クルマのキャリアに娘の自転車を積んで、いそいそと、どこに出かけるのかというと…

戸田にある彩湖・道満グリーンパーク(以下、道満グリーンパーク)です。
県南に住む人たちにとっての憩いの公園。
私の子供の頃にはなかったと思いますが、現在は、整備されており、とても過ごしやすいところです。

敷地内には、バーベキュー場や遊具、釣り堀、野球場、サッカー場などがあります。サッカー場、ソフトボール場、テニスコートなどは貸し出しも行われています。予約は戸田市役所ホームページで受付ています。東映東京撮影所に近いことから、同撮影所のドラマや映画のロケにも利用されています。

ヤクルト・スワローズの練習場があり、とりまきのファンがたくさんいるときは、有名選手が練習していることが多いのです。
以前に、娘と立ち寄ってみたら、木田投手がピッチング練習していました。もう往年のスピードは出ないとはいえ、日本を代表する速球投手! 速い!
ボールが、目の前に座っているキャッチャーのミットに吸い込まれていきました。

さて。話を元に戻します。
写真のタイム・スタンプによると、この日は2004年5月2日。ゴールデン・ウィーク真っ最中です。

計算すると、この時、娘(写真で立っているほう)は7歳。小学校に入学した直後のGWということになります。学齢で4歳違いの姪(写真で座っているほう)は、まだ2歳(まだ誕生日が来ていないので)。覚えていないでしょうねえ(笑)、彼女は。

道満グリーン・パークに向かった目的は、ズバリ、これ!

そう。バーベキューです。当時はまだ、オートキャンプという言葉を知りませんでした。
おそらく、ひょんなことから、義妹夫婦と「バーベキューをやってみたい」ということになり、私が、

「いいよ、行こうよ。こう見えても、僕は、高校時代、ワンダーフォーゲル部だったから、とりあえず、装備はあるので、行こうよ」

と私が自信満々に誘って、皆でやってきたのではないかと思います(記憶が不完全)。

自信満々の割には、今からは考えられないくらい道具が貧弱です! 荒木飛呂彦風に申し上げれば、「貧弱!貧弱!貧弱~~~!」って感じです。

高校生の時に使っていたデイパックから、私がおもむろに取り出しているのは、

① 2リットルの水筒(やかんにもなる、当時としては優れもの) ミリタリーっぽい色
② コッヘル(いわゆる鍋。登山用・個人用なので、インスタント・ラーメンくらいしか作れない)
③ EPIのシングル・バーナー(現在の登山用で使っています)
④ EPIのガス・ボンベ(ガス・カートリッジ)
⑤ キャンピング・ガスのガス・ボンベ(ガス・カートリッジ)
⑥ テーブルと4つのイスが一体化したもの
⑦ クリネックス・ティッシュ

以上。

これだけ。

たぶん、これだけ。

娘も奥さんも不安そうに私を眺めていることが、当時、義弟が撮ってくれた写真からわかります。

ちなみに、「テーブルと4つのイスが一体化したもの」(すみません、正式名称を知らないので)は、確か、和服好きだった亡き親父が娘の運動会観戦に来るというので、イス席でないと不便かなあと思って、近所のホームセンターで購入してきたものです。たしか、990円か、1,980円。すわると、ちょっとぐらぐらするくらいのちゃちなものですが、ないよりはまし! 姪がちょこんと座っています。

しかぁし、結果から申し上げれば、この日のバーベキューは大失敗

理由はいくつかありますが、まずは、天気と気温

お気づきの方もいらっしゃるでしょうが、大人も子供も、GWにしては、相当厚着であることがわかります。
そうです。この日は相当寒かったのです。

2004年5月2日(日)当日の各地の天気と気温は以下の通り。

天気(9時)  最高気温  最低気温
札幌 曇   16.8 ℃    4.4 ℃
仙台 曇   12.9 ℃    6.6 ℃
新潟 快晴   22.7 ℃    8.2 ℃
東京 曇   16.2 ℃   10.5 ℃
名古屋 曇   19.7 ℃    13.8 ℃
大阪 曇   25.8 ℃    14.4 ℃
広島 曇   25.6 ℃    17.0 ℃
高知 にわか雨 24.0 ℃ 17.1 ℃
福岡 曇   23.1 ℃    16.7 ℃
那覇 曇   28.5 ℃    23.8 ℃

運が悪いというか、東京がおっそろしく寒い、「寒の戻り」だったことがわかります。仙台を除けば、東京の最高気温が一番低いですね。札幌より低いです。

天気図は、こんな感じです。

天気図を見ると、高気圧が列島を覆っています。いわゆる放射冷却だったんですかねえ。ちょっとよくわかりませんが、とにかく寒かったのを覚えています。

付近には、たくさんのシェルタータープ(この言葉も、たぶん、この時はまだ知らなかった)が立ち並び、皆さん、ファミリーや友人たちと楽しく、飲み食いしています。
コールマンのツーバーナーとか、炭火の入った七輪とか、いろいろな装備が周りにはうじゃうじゃあります。どこもかしこも、暖かそうです。
中には、ドーム型のシェルター(この言葉も当時は知らなかったです。雪国のかまくらのような形のタープ)の中で、ぬくぬくとカード麻雀を楽しんでいる一家も! たぶん、写真の左上に映っている緑色のコールマンのシェルターがその一家です。

しかし、我が家は、いや、我が家だけは、吹きさらし。みんな、ぶるぶる震えています。気温が低いのみならず、風も強かったので、体感温度はさらに低く、正直、来たことを全員が後悔している状態からのスタートです。これじゃ、楽しいはずはありません。

もっとも、悪いのは天気・気温だけではありませんね。私の準備不足・知識不足・認識不足。山だったら死んでいます。

私の構想としては、手際良く、火をつけ、いろいろ焼いて、ワイワイガヤガヤやろうと思っていたのですが、まったくコトが運びません。

「ねえ。まだ? 火は着かないの??」

もたもたしていると、矢継ぎ早に他のメンバーに責められます。皆が悪いわけではなく、寒いので、みんな、本当に我慢できないのです。

しかも、私の手際が悪い

写真に写っているとおり、まずは、EPIのバーナーにEPIのガス・ボンベ(写真に写っている緑色に黄色い文字のボンベ)も接続し、とりあえず、火は使える環境になりました。20年前のガス・ボンベでも、使えるのです。これはこの日数少ないプラスの驚きでした。

しかし、お湯をわかそうにもいっこうに湧かない。えらい時間がかかります。どうも、ボンベにあまりガスがないようです。
そこで、もう1つ持ってきた20年前に買ったはずのガス・ボンベ(キャンピング・ガス)に切り前ます。ところが、シングル・バーナー(EPI)に接続できません

「あ、規格が違う

EPIやプリムス、スノーピーク、キャプテン・スタッグ、コールマンといったアウトドア・メーカーの出しているバーナー(ストーブ)は、どれも規格がいっしょ。つまり、どこの会社のボンベでも、バーナーにはくっつくはずです。ところが、キャンピング・ガスのボンベだけは、規格違い。接続できないのです。それをすっかり忘れていました。

1つはガス欠。1つは接続できない。

つまり、これ以上、もう、

火は使えない

ということになります。

もっとも、寒い中、1口しかないバーナーで、ウインナーをちょこちょこ焼いても、それは、とても、バーベキューとは呼べません。そもそもが、まったくの企画倒れだったのです。

子供たちもがっかり。大人たちはあきれています。

とにかく、寒いですし…

で、体をあっためるために、バーベキューは中断…というか中止

遊具のある公園で、体を温めます。

ごめんねえ、子供たち。ゆるしておくれ。もう時効だけど。

ところで、この年の5月といえば、私たち夫婦の10回目の結婚記念。実は、それを祝って、義妹夫婦が、私たち夫婦の結婚10周年を記念して、何かプレゼントを買ってくれるということになっていました。いわゆる、スウィート・テンという奴です。

これは、「渡りに舟」です。

「何がいい?」

「オートキャンプ用品。テントみたいなやつ(まだ、タープという言葉を知らない)」

このように、間髪入れずに頼んだかどうかわかりませんが、この日、欲しいモノの目星はつきました。

戦力(装備)を補強しなければ」

想いはこの1点に集約されました。

さてさて。というわけで、この後、6人は、公園からの帰り道に、近くのスポーツ・オーソリティに向かいます。

今日の失敗を教訓とし、今後のために、いろいろ物色するためです。ちばてつや風に申し上げれば、「明日のために その1 まずは最近のオートキャンプ用品の動向を知るべし」といった感じです。

「あの、テントみたいな奴、タープっていうんだな。ドームになっているやつは、シェルターっていうのか。それにしてもいろいろあるな。20年前の登山用品とは大違いだ」

この時、ようやく少しずつ分かり始めたのが、オートキャンプという概念。クルマで道具を持って移動するので、オートキャンプ用品は、自らが担いで登る登山用品とは根本的に別モノだということです。重くて、大きい。そのかわり、(女性や子供でも楽しめるように)快適性を追求している…これがオートキャンプ用品の動向であり、潮流であることを悟ったのです。

写真は、そのときのウインドウ・ショッピング注の1枚。

「ねえねえ、いい商品が見つかったから、買ってよ」

と義妹夫婦にねだる奥さんと娘でしょうか(そんなわけないか(笑))。

後日になりますが、結局、義妹夫婦には、

① スポーツ・オーソリティ・オリジナルのヘキサ・タープ
② コールマンのマット(300㎝×300㎝)

を買ってもらいました。これは、本当にうれしかった。我が家のオートキャンプ生活の原点になりました。

特に、②は広くて快適でした。我が家と義妹一家のオート・キャンプにのめり込んでいく生活はこうして幕をあげたのです。すでにボロボロですが、今も現役として活躍中です。

①②の購入・デビューはもう少し後になります。これについては、また、後日、レポートします。

 

今日のトリビア:我が家のオートキャンプ開始の日は、2004年5月2日(

この日の帰り際。うちの奥さんいわく、

「あの、テント(正確には、シェルター)の中でぬくぬくとカード麻雀やっていた家族、うらやましかったよねえ。うちもああいうふうにできればいいのに」

なるほど。同感です。

やってやろうじゃないかああああ! 目標は、テント(正確には、シェルター)の中での、カード麻雀!!

こうして、我が家の(私の?)怒涛のオートキャンプ人生が幕を上げるのです。(次回。疾風怒濤編?へと続く)

写真協力:義弟

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