もっと光を!①(星と山とオートキャンプの関係)

私は、一見いろいろな趣味があるように思われるのですが、系統だてて考えていくと、つまるところ、「星を見たい」という根源的ニーズに集約できます。

① 「星が見たい」から、空の暗い(光害のない)山に登る(登山
② 「星が見たい」から、空気のきれいなキャンプ場に出向く(オートキャンプ
③ 見た星を記録に残すために、高感度・長時間撮影に適したデジタル一眼レフ・カメラで撮影をする(カメラ

と、まあ、こんな感じです。

(写真は北岳御池小屋の御池に映った「真夏のオリオン」)

ですから、雨や曇りになると、とたんに登山のモチベーションが下がります。

オートキャンプの場合もそうです。曇ると気持ちもどんよりします。

「まこっちゃんが、天体望遠鏡を持ってくると、雨が降る

いつもいっしょにオートキャンプに行っていた義妹夫婦が発見してくれたいやなジンクスです。しかし…けっこう当たっています

今年は運よく、山に行くたびに天気に恵まれ、よい写真が撮れるのですが、持って行ったレンズは24㎜単焦点一本。いわゆる広角レンズだけです。望遠レンズさえも持って行っていない。

こう考えると、24㎜レンズは「晴れ男」ならぬ、「晴れレンズ」、略して「晴レンズ」といえそうです。八ヶ岳にも持っていこう…。

もっとも、登山の場合には、望遠レンズや望遠鏡は重くてとても持っていけません。軽くて明るい広角レンズ一本が関の山。必然的に、レンズ選択には縛りがかかるのです。

一方、オートキャンプの場合、クルマを使えますので、かなりの量の物資をキャンプ場に直接運び込むことができます。望遠鏡や望遠レンズもしかり。たいへん便利です。

ですが、持ち込むと…晴れない(絶対ではないのですが、晴れる回数が少ない)。困ったものです。

ただし、オートキャンプの場合、たいていの場合、夕方から、もとい、真昼間から、宴会になってしまうので、夜半には酔っ払っていて、カメラやレンズを扱える状態ではありません。ピント合わせもうまくできないでしょうし(笑)。

最近のオートキャンプ場は、水銀灯の明かりも明るいですし、各サイトのランタンも明るいです。ですから、星を見たり、星の写真を撮ったり…となれば、夜中にサイトからクルマで抜け出して、付近の空の暗いところに出向かなければなりません。

しかし、これは二重の理由で無理。

① 夜中にクルマのエンジンをかけるのは、明らかにマナー違反。クルマの出し入れも危険ですので、夜中の移動を禁止しているキャンプ場も多い。
② 酔っている

というわけで、思ったよりも、オートキャンプでは、星を楽しむのは難しいのです。

これに対し、山は条件がいいです。

① 山小屋のビールは高いので、そんなにたくさん飲まない。昼間に一本飲んだら寝てしまう。
② 山小屋の朝は早い。午前2時くらいから、みなさんが起きだしてくる。その時間に、ごそごそ作業していても、全然マナー違反にならない。
③ 山小屋やその付属のテント場(テン場といいます)には、水銀灯はない。せいぜい、登山者たちのヘッドランプの明かりが気になるくらい(最近のヘッドランプは明るいので)。でも、写真にはそれほど影響はありません。
④ 景色がいい。特に尾根道の山小屋に泊まると、夜中はほとんどプラネタリウム状態。周囲に人家もないので、遠くまで本当に「暗い」夜空が保証されます。山と星の相性もよく、美しい写真が撮れます。
⑤ 雲より高い場所にいることが多く、晴天に恵まれやすい。一般に標高の高い中央高地は降水量が少ないので有名。地理で習った通りです。ということは晴れやすいのです。

というわけで、今後は、山で星を楽しむ回数が増えそうです。

そうすると、この10年ほどで集めに集めたタカハシの望遠鏡の使い道が減ります。いずれも骨董品ですが、すべてフローライトという蛍石を使ったレンズなので、見栄えはよく、ヤフオクでもまだまだ高値で取引されている品物です。デジカメのほうは、1台買えば、1台手放す…を繰り返してきたのですが、こちらは用途が違うので、買うたびに増えてきたのです。


一番小さい口径50㎜から順に、60㎜、76㎜、100㎜、125㎜と5兄弟がそろっています。F値はほぼ8で共通。写真を撮るときには、レデューサーという補助レンズをつけて、F6にして、明るさを稼ぎます(他にもペンタックスが1台、セレストロンが2台ありましたが、すでにずいぶん前に売却済です)。

① FC50(口径50㎜焦点距離400㎜) もともとは他の望遠鏡で撮影する際のガイド鏡として購入。ガイド鏡とは、ファインダーみたいな役割の望遠鏡のことです。
② FC60(口径60㎜焦点距離500㎜) いつでも見られるように車に常備。ただし、口径が小さいので、双眼鏡程度の能力。小さいので取り回しは楽です。昨年の皆既日食時に、中国・武漢遠征に同行させた「パートナー」です(写真は、オートキャンプの際に撮影した(された)もの。ちょこんと座っているのは、姪っ子です。たぶん、私がピントを合わせてくれるのを、心待ちに待っている姿です)。


③ FC76(口径50㎜焦点距離600㎜) はじめて購入した記念すべきタカハシの望遠鏡。見え味は抜群。②と同じく、昨年の皆既日食時に、中国・武漢遠征に同行させた「パートナー」です。所在に来ていた有名な天文写真家古庄歩氏(http://www.strange-stargazers.jp/walker/profile.shtml)に「よくこんな大きいの持って来れましたね」とほめられました。


④ FC100(口径100㎜焦点距離800㎜) 我が家の副砲。家のベランダに常設。ただし、持ち出しも可能なので、オートキャンプには時々同行させています(写真は、オートキャンプの際に持ち出した時に撮影したものです)。

⑤ FC125(口径125㎜焦点距離1,000㎜) 我が家の主砲。いつでも見られるように家のベランダに常備。大きさ的に持ち出し不可能。ほとんど、月と惑星観測専用になってしまっています。

まだすぐには手放すのは惜しいので、私が死んだ後に、家族に売却してもらいましょう。


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もっと光を!①(星と山とオートキャンプの関係) への4件のフィードバック

  1. みさわ より:

    こんばんわ!(*´∀`*)
    先日はブログにコメント頂きどうもありがとうございました♪

    これが例の5兄弟ですね!
    いやぁ…ここまで本格的なモノだったとは…
    あえて値段はお聞きしませんが…なかなか高価なものでしょう(;´∀`)
    カメラのレンズも馬鹿になりませんが、こういう趣味を持つとお互い大変ですね。
    確かにカリマーブルーのラインが入ってますねwww

    またちょくちょくお邪魔させていただきます、今後ともよろしくお願いします♪

    • みさわさん

      たいへん失礼いたしました。
      投稿いただいた情報が滞っておりました。まだ、ブログの使い方がよくわからず、お許しください。

      カリマー4兄弟(実は5兄弟なんですよね)を見たときから、この写真とだぶらせておりました。
      カメラのレンズとおなじようなモノですね笑 値段は・・・考えないことにしておりますm(__)m

      ありがとうございました。

      お体、どうか、お大事になさってください。

  2. みねりん より:

    こんばんは。
    先週、尾瀬に行ったとき天の川が見れたけどリレーズ持って行かなかったので写真とれませんでした(>_<)

  3. おはようございます。
    コメントありがとうございます。

    尾瀬まで行けば空は相当暗いでしょうね。特に北天は申し分ない暗さだと思います。

    私は3連休は仕事で、まったくアウトドアと無縁の生活ですが、来週、八ヶ岳を予定しています。天候が不安定な時期ですので、晴れてくれるといいのですが・・・ 心配です

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