カリマー・ブルー

以前に、ザック選びについて、当ブログで述べたことがあります。
グレゴリーの人気が高い点について書きました(写真はグレゴリー・トリコニ60)。

近頃のザックは、私が高校生の頃には聞いたことのないブランドである

① グレゴリー
② オスプレー
③ ノースフェイス
④ ミレー

などが人気があるそうです。

このうち、一番有名なブランドは、現在、ノースフェイス。誰でも知っています。
アウトドア界のトップブランドです。

また、殊、ザックに限定するなら、①②が、現在、一二を争う人気ブランド。

特に、①のグレゴリーについては、以前にも述べたとおり、「山のロールスロイス」という渾名もあるほど、乗り心地ならぬ背負いごこちのいいザックを製造・販売しています。「重みを腰で感じる」という主義の設計になっています。

②のオスプレーはどうか? 実際に背負ってみると、グレゴリーのように、「重みを腰で感じる」という主義ではなく、背中全体に重量を分散するようなしくみになっていることがわかります。悪くはないのですが、私にはしっくりきませんでした。
ただし、デザインは文句なしですね。かっこいい! ブランドのロゴ・マークもとても素敵です。
こんなのを背負っていたら、上級者だと思われるんだろうなあ…という感じのザックです(写真はオスプレー・イーサー70)。

気持ち的には、ほぼ、グレゴリーの代表的な60リットル・ザックであるトリコニ60に気持ちは傾いていました。
ただし、難点が2つ。

① どうしてもデザインが好きになれない(一般には相当評価は高いようなので、好みの問題だと思います。私のセンスがずれているだけなのかもしれません)
② 価格(35,000円以上。これにはちょっと躊躇します)

そこで、グレゴリー・トリコニ60と同じような背負い心地で、デザインが好みで、価格の安い品物はないか???

と、再度、候補となる商品をサーチしてみました。

そこで、浮上してきたのが、カリマーです。

実は、カリマーは当初、私の頭には候補として入っていました。私がワンダーフォーゲル部だった30年前から、すでによく知られたイギリスのブランドでした。当時は、憧れのカリマーという感じで、とうてい、高校生がすんなりと買える代物ではありませんでした。ま、当時は、何せ、キスリングの時代ですから・・・(^_^;)

30年後の現在、「カリマー」をインターネットで検索したら、

カリマーは背負い心地がイマイチ」
「長時間背負っていたら、痛くなった」

というコメントが多く、がっかり。あっさりと候補から外していました

しかし、

「ザックは相性。評判だけで選んではだめ。必ず背負ってみること」

といろいろな方が書かれており、カリマーだけ背負わないのはいかがなものか…と思うようになりました。

そこで、心を入れ替え、再度、お店に出向き、60リットルクラスのカリマー製のザックを背負ってみました。選んだのは、

カリマー・クーガー 50-75

という商品です。10㎏の重りを入れて、しばらくの間、背負います。

「…!」

これはなかなかよいです。背負い心地のよさはグレゴリーにわずかに譲るものの、近いものがあります。「重みを腰で感じる」という感触です。

色についても調べてみると、ちょっとびっくり!

カリマー・ブルー(Kブルー)

が、ラインナップされています。

この色は、確か、カリマーがここ最近使っていないものの、カリマーコーポレート・カラーです。
理由はわかりませんが、最近まで、カリマーは、カリマー・ブルーを出し惜しみ。ほとんどの商品で採用されていませんでした。

いろいろ調べてみると、最近、カリマー・ブルーが、

復活

したことが判明しました。

カリマー伝統のこの青色は、本当に透き通る青空のような色。同じくカリマーが採用しているアイス・ブルーよりもはるかに鮮やかな青です。

「どうせ背負うんだったら、カリマー・ブルーだな」

多くの購入者がそう感じるそうですが、私もその1人でした。

もっとも、50リットル以上のクラスのザックを、色とデザインだけで決定するということはありえません。

慎重に、このザック(クーガー 50-75)の性能についても確認します。

まずは、気室の構成
私の場合、自分のパッキング・スタイルが確立しているわけではないので、一気部屋にするか、二気部屋にするかは、まだ決まっていません。要するに、どっちに転んでもよい商品がよかったのです。カリマー・クーガーは、どちらとしても使うことができ、この条件を満たしていました。

次に、容量
もともと、荷物の量から換算して、60リットルくらいがベストだと思っていたので、50-75リットルという表記は、気になります。75はいいけど、50では足りない!と思っていたからです。

この数字の意味はほどなく判明。
メインの気室にみっちりつめると50リットル、それに加えて、フロント・ポケット、サイド・ポケット、雨蓋などにまでぎっしり詰めると75リットルという意味だそうです。

特に、このザックは、フロント・ポケットサイド・ポケットがかなり充実しています。現在使用しているモンベル(ゼロ・ポイント)のチャチャ・パックもよくできたザックですが、ポケットの拡張性はそこまでありません。マチがある構造のため、思った以上にいろいろなものを放り込むことができるのです。

これは使いやすそうです。

もっとも、なかなか、満点のザックというのはありません。
カリマー・クーガーについて、私が抱いた要望は、

① ヒップベルトにポケットがついていてほしかった(カリマーの下位モデルであるリッジにはポケットがついています)
② 背面に、メインの気室にアプローチできる大きな口がほしかった(トップとボトムからはアクセスできるので、特に困りませんが、それでも、中間に細長い大きな口があればなお便利だと思います)

という2点です。

ともあれ、たいへん、背負い心地のよいザックに出会うことができました。価格的にも、グレゴリーより1万円安いのです。

しかも、好日山荘のバーゲンが始まり、10%オフ(ただし、パタゴニアはセールから除外。ううむ、さすがです)。

これもブログを通じて教えていただいたことですが、カリマーは、毎年一定量生産し、売り切れても、追加生産はしないとのこと。また、来年は、カリマー・ブルーは再びラインから外れる可能性もあります。こうなると、

今しかない

ということになります。人間、自分の買い物を正当化するためには、いくらでもアイディアがうかんでくるものです。我ながら、すごい底力を感じます。

デビューは今週末の八ヶ岳
今回は、テント泊でなく、山小屋2泊なのですが、大きなザックなので、いつも、のぼりで四苦八苦しているうちの奥さんの荷物を一部私が引き受けようと思います。来年予定のテント泊縦走のちょうどいい訓練になると思うので笑

最後に、今回の私のザック選びの際に、参考にさせていただいたページをご紹介したいと思います。情報のご提供、本当にありがとうございました。

http://mountain.mahkun.net/climbing_item/entry505.html

http://yappi.cocolog-nifty.com/blog/2008/07/sl_2e1d.html

http://blog.livedoor.jp/yamalist/archives/3300764.html

http://aki-i.at.webry.info/200606/article_4.html

http://misawa7.exblog.jp/14688514/

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カリマー・ブルー への3件のフィードバック

  1. らとら より:

    検索で引っかかりました、年代もぴったり、楽しく読まさせていただきました。
    キスリングのパッキングで前に倒れると天才と呼ばれた、靴も革かキャラバンしかない時代。
    カリマーは高値の華でしたね、先輩から譲ってもらいそれ以来カリマー1本です。いいザックです。

  2. 匿名 より:

    購入しましたいいザックです。。
    背負いにくいなどネットで多々批判されていますが個人的にオスプレーより背負いやすかったです。
    後悔しないいい買い物が出来ました。

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