我が家のオートキャンプ小史⑦(シュレーディンガーの米)

2004年も7月に入りました。娘にとってはもうすぐ夏休み…という7月4日の出来事です。
義妹一家と、今度は、道満グリーンパークに集結。

誰もが、2か月前(5月2日)のことを忘れてはいなかったに違いありません。

念のため、恒例のお天気をチェック!

天気(9時) 最高気温 最低気温
札幌 曇 21.9 ℃ 15.1 ℃
仙台 晴 24.1 ℃ 15.8 ℃
新潟 曇 27.7 ℃ 21.2 ℃
東京 快晴 29.5 ℃ 20.8 ℃
名古屋 曇 31.5 ℃ 24.5 ℃
大阪 曇 35.3 ℃ 26.1 ℃
広島 曇 32.6 ℃ 25.4 ℃
高知 曇 29.5 ℃ 25.8 ℃
福岡 曇 30.3 ℃ 27.0 ℃
那覇 にわか雨 30.0 ℃ 28.1 ℃

おお、見事な快晴です!

天気図もついでに確認!

低気圧が近づいていますが、むしろ、この日は台風一過だったのでしょうか。とにかく、晴天に恵まれました。

私の格好を見ると、半袖のポロシャツに短パン。前回の「八甲田山」状態がうそのようです。

この日の小さな新兵器を発見。写真の中で、飯盒と鍋がのっている五徳です。私が生まれて初めて購入した五徳。たしか、980円だったと思います。もっと安くて、780円くらいだったかもしれません。この五徳、この日は大活躍。しかし、…わずか、数回でひん曲がってしまいました。熱に弱いようです。

熱に弱い五徳

って、いわゆる欠陥商品じゃないかああああああ…と今、気づきました。お馬鹿さんですねえ。

2日前にテントを購入した我が家ですが、テーブル周りの装備は全く進歩していません。例のベンチチェア一体型ピクニックテーブルが、この日も活躍しています。

テーブルを見ると、お肉がにささっています。この日はちゃんと串でお肉を焼いているようですね。だんだん、計画性が出て参りました。いいことです。地面には、パスタ鍋が。ということは、スパゲッティでもゆでたのでしょうね。大進歩ですね。

私は…というと、義弟のカメラに向かって、

ピース・マーク。バーベキュー・コンロへの着火が成功し、肉とイカが絵になる感じで焼かれていることに対する満足自信の表れと見ました!(って、自己分析なんですがね)。満悦ぶりの顔がちょっとはずかしいので、今日はカアアット! 黒くぬりつぶしてしまいました。

義妹夫婦と合同デイ・キャンプの日は、決まってうちの奥さん炊事を担当します。彼女は、いつも決まって、我々6人の中では、料理長であり、シェフなのです(ワンダーフォーゲル部では、この役割は、食事当番の長という意味で、「食当長」といっていました)。

この日は、単なる串焼きだけではないようです。挽肉をこねています。

ハンバーグか、ミートローフか…たぶん、そんなメニューだったと思います。どちらも、我が家のキャンプの定番メニューになっていくので、この日、どっちだったかは、今となってはわかりません。

使っているは、これまた、キャンプ用品ではありません。ずいぶん黒ずんでいますが、この鍋は、義母が結婚の際に送ってくれた嫁入り道具の1つ。もともとは銀色だったのですが、かなり使い込んでいますので、真っ黒になっていますね。この時期、キャンプ用として使っていたのですね。

続いて飯盒です。

夫婦で水の量のチェックでもしているのでしょうか。
飯盒というのは、うすいアルミ製ですから、本来、米を炊くには適していません。義妹夫婦は、後年、高機能の炊飯用鍋(確か、ユニフレーム製)を購入するに至りましたが、我が家は現在まで一貫して、飯盒を使っています。

理由はただ一つ。

絵になるから

これだけです。

キャンプ場で、恐る恐る飯盒の蓋をあける瞬間ほど、ドキドキするものはありません。成功なのか、失敗なのか、空けるまで、誰にもわかりません。

量子力学の世界に、

シュレーディンガーの猫

という理論実験があります。物理学者のエルヴィン・シュレーディンガーが提唱した量子論に関する思考実験の名称です。箱の中にを入れ、箱には青酸ガスの注入口をつけるとします。毒ガスの発射のスイッチには、素粒子を使います。素粒子は、ミクロ世界では、きわめて不確定的な動きをします(不確定性原理)。たとえ人間が毒ガス発射のスイッチを押しても、媒介されている素粒子が不確定な動きをするため、毒ガスが箱の中に入ったかどうかは誰にもわかりません。この時、

猫は半分生きていて、半分死んでいる

と量子力学の学者たちは表現します。生きている状態と死んでいる状態が1:1で重なりあっていると解釈しなければならないというのです。

「半分生きていて、半分死んでいる」

意味が全然分かりません。日本語の四字熟語「半死半生」とも意味が違うようです。

先程の飯盒炊飯。

蓋を開けるまでは、

半分成功していて、半分失敗している

状態です。これは、まさに

シュレーディンガーの米

といってもいいような、ロマンティックな存在なのです。

現在、この飯盒は今もって現役。特に、娘がガールスカウトの合宿に参加するときには、不可欠な装備となっています。

この日。きちんとご飯が炊けたかどうか… 残念ながら記録がありません。記憶の糸を手繰り、過去の実績を振り返ると、だいたい、7勝3敗くらいのペースでしょうか。10回中、7回くらいはそこそこうまく炊けたのではないかと思います。50%:50%のシュレーディンガーの猫よりはいくぶんかましです。

さて、串焼きの担当は…

おおお! うちの娘です。

娘は、コーチングでいうところのプロモーター・タイプ。ひとたびがつくと、没頭・熱中(心理学的に言えば、Flow状態)するタイプなので、この日は相当に熱中して、串焼き屋の役割を果たしてくれました。ミニ・チェアに腰かけて、コンロの前に陣取り、やる気まんまんです。

ビールを飲んで、すっかりできあがっている私が、調子に乗って、

親父、焼き鳥、もう1本!」

というと、

「私、親父じゃないよ」

と冷たい反応。

もうちょっと、空気を読まんかああああああああ。ノリが悪いです。

もっとも、焼いてくれた焼き鳥はたいへんおいしかった。ありがとう。

こうして、道満グリーンパークへのリベンジを果たした我が家と義妹一家。
道満グリーンパークとしては、前回(5月2日)、何も悪いことをしていないので、リベンジ(復讐)といわれても、

「そいつは、逆恨みというやつでしょう」

と反論しそうです。

さあ、夏休みはもう目前。

そろそろ、初のテント宿泊計画を練らなければなりません。

誰か、オートキャンプの経験者が周りにいればいいのですが…と思っていた矢先、思わぬ人が、私たちにアドバイスをくれます。

<次回に続く>

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我が家のオートキャンプ小史⑦(シュレーディンガーの米) への2件のフィードバック

  1. eleckman より:

    相変わらず文章の組み立て方がすばらしいです。
    そして相変わらず笑かしてもらってます。
    読んでいて飽きません。

    『思わぬ人からのアドバイス』・・・・・・。
    誰なんだろう!?
    気になります。
    次回に期待!!

    今度からはこちらの方へコメントさせて頂きます。

    • こんにちは。

      ありがとうございます。お褒めいただいて恐縮です。
      年をとってからでは、思い出せないかな・・と思って、写真の整理のつもりではじめたブログなのです。

      娘からは「普通は今日あったことを書くのに。どんどん遡っている。変なブログ」と揶揄されています。

      私は平日休みの仕事なので、本日は自宅でごろごろです。
      尿酸値は十分に低くなったのに、また、足の甲が痛くて(痛風)
      不便な体です 

      週末から八ヶ岳・・・なんですが、ちょっと不安がよぎってきました(^_^;)

      あ、「思わぬ人」というのは、当時の私にとって・・・と言う意味で、すごい人物が登場するわけではありませんm(__)m
      すみません。思わせぶりな「次回予告」になってしまいましたね笑

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