理想の筆記用具を求めて

筆記用具というのは何をするにも大切なものです。
理想的な筆記用具の追求は、私の生涯を通じてのテーマかもしれません。

鉛筆時代でいえば、普通の鉛筆から三菱のユニ、そして、ハイユニへの移行。

高価な鉛筆でしたから、子供の頃、そう簡単にユニやらハイユニやらを使うことはできませんでしたが、何かのプレゼントでこれらの高品質鉛筆をいただけた場合には、本当にうれしかったものです。

「ストレスなくものを書く」

これはとても大切なことです。

シャープペンシルは、STAEDTLER(ステッドラー)がベスト。書き味は抜群でした。大学受験や資格受験の際には、たいへんお世話になりました。

あ、消しゴムはトンボのMONOですね。これは今も昔も変わらない超ロングセラー商品のようです。

万年筆は、最近めっきり使用機会が減りましたが、ペリカンをずっと愛用しています。いものには赤インクいものには青インクのものには黒インク…と3本を使い分けていました。赤ペンは仕事でどうしても必要だったので、一番使用頻度が高かったですね。

ワープロ時代になってからは、富士通オアシス。卓上用を1台。まず購入。勤めていた会社がオアシスを使用していたので、互換性のある機種を買いました。打鍵しやすく、ずいぶん長いこと使っていたと思います。

で、初のモバイルが、オアシスポケット3です。通称、オアポケオアシスの携帯機種。キーピッチはたしか13ミリだったかな。
そうですね…いまでいうウルトラモバイルノートみたいな存在です。たいへんな優れものでした。

会議中、出張中にも持ち込み、メモ代わりに常に使っていました。会社の先輩からは、

「お前、ワープロでメモをとるんだ。変わっているな」

と奇異な目で見られました。電車の中で文章を書いていると、

「変なやつ。パソコンやってる」

と勘違いされました(パソコンじゃないし)。
モバイルという言葉は当然当時は存在しませんでしたが、私はいずれ、携帯ワープロの時代が来る…と断言していました。

ウインドウズ時代になり、富士通のFMVを購入。もっともこれはデスクトップ。持ち歩くことはできません。

「パソコンも持ち歩けるようになるべきだ」

オアシスポケット愛用者の私にとって、デスクトップのパソコンというのは、どうしても好きになれず、ついに、今日まで、FMV以外には購入したことはありません。

当時ポツポツではじめていたのが、A4判のノート・パソコン。ラップトップ・コンピュータなどと呼ばれていました。

「これじゃでかすぎる。もっと小さくならないか」

私にとって、A4サイズは今ひとつ。あまりに重く大きく、とても、オアシスポケットの代替にはなりませんでした。

その頃、ついに登場したのが、忘れもしない

「Thinkpad 535

というIBMが世に送り出したB5サイズのノート・パソコンでした。サブノート・パソコンなどと呼ばれていたサイズです。

これはすごかった。重さは1キロを切っており、持ち運びにも不便がありまん。
高校時代の友人(商社勤務)が同じIBMのA4サイズのノート(Thinkpad560)を持っていたのですが、居酒屋で比較させてもらうと、それよりもさらに小型。お弁当箱というかわいい渾名で人気を博した名機です。
またまた別な友達は、Thinkpad535を元にアップルが売り出したというノート型のMac(型番はPowerBook 2400c/180)を持っていました。

アップルがIBMからOEMを受けたがるほどのできだったのです。

テレビでは、モデルのリョウが、Thinkpad535を持って颯爽とオフィス街を歩く姿がオンエアされました。BGMはドナルド・フェイゲンでしたね。

とにかく、535はたいへん使いやすく、使い倒し、後継機種の535Xも購入。
この535X。最近まで(とってももうだいぶん前か)、娘のお絵描き専用パソコンとして現役でした笑。

その後も、B5サイズのThinkpadは私の大切な道具であり、体の一部のような存在でした。240、1124、X30 、X40、X60、X200と使い倒して参りました。

何せ鞄の中に常に入れて移動しますし、車の助手席でも立ち上げたまま運転しますし、ベッドにも持ち込みますので。
お風呂以外はどこでもいっっしょです。

しかし。

40歳を超えて、やはり 1.7キロという重さは応えるようになりました。

「もうちょっと軽い方がいいなあ」

というニーズの発生です。

かといって、今はやりのレッツノートやらソニーバイオやらに今更移行するのもイマイチ。

思い切って、文章を書く機能だけに絞り込んで、うんと小さくて、そのかわり、立ち上がりのよいものを選ぶという手はないかを考えました。

結果として行き着いたのは、iPhoneにブルートゥース(無線)のキーボードをつなげて文章を書くという方法です。

「これはいい」

いつでもどこでも文章を打つことができますし、パソコンを立ち上げるという無駄な時間が消滅しました。

ですが、人間の欲求とは際限のないもので、

「やっぱり、もうちょっと画面が大きい方がいいな」

と思うようになります。

そんなとき…朗報が。

「11.6インチのMacBook Airが出る」

というニュースでした。

11.6インチといえば、サイズ的には、ほぼThinkpadX200と同サイズ。B5サイズです。

ようやく、アップルも小型サイズのパソコンを出すことに重い腰をあげたようです。例のThinkpad535のOEMを受けて世に送り出した2400c以来実に満を持してのアップル製B5ノート。これは興味があります。

ジョブス自身、「MacBook Airは、機械的に駆動するストレージを取り去り、ソリッドステートのフラッシュストレージを採用した新しい次元のノートブックの最初のモデルです。フラッシュストレージ、インスタントオン、驚異的なバッテリー待機時間、小型化による軽量構造といった、私たちがiPadで学んだ技術を惜しみなく投入して作ったのが新しいMacBook Airです。驚くほどの反応の速さと高い機動性はノートブックに対する私たちの概念を変えてしまうでしょう」と述べているわけで、期待できます。

実機の評価は以下の通り。

① とにかく立ち上げが早い。HDDではなくSSDを使っているからなのでしょうが、電源を入れてから使えるようになるまで20秒かかりません。
② 基本的にスリーブ状態で使う。そのため、通常の立ち上げはもっと早く、ふたを開けてから使えるようになるまでの時間は1秒足らず。これは、iPhoneにキーボードを接続しているよりも早い。ストレスがまったくありません。
③ 薄くて軽い。質量は1キロちょっと。特に目を引くのは薄さでしょうか。信じられませんね。ダイムとか日経パソコン1冊分くらい。マンガ雑誌より全然薄いのです。鞄の中での存在感ゼロ。いうことありません。
④ キーボードのできがよい。さらに、iPhoneのブルートゥース・キーボードとサイズ・構成・配置・打鍵感覚がほぼいっしょ。どっちを使っても、同じ使用感で使えます。機種を帰るたびに、違うキーボードに慣れなければならないというプロセスがありません。これは楽!
⑤ アルミボディの高級感は抜群。デザインも秀逸です。のべっとした感じが全然好みではなかった従前の初代Mac Book Air とは大違い。

3G回線を使うのにハードルが高いとか、電源が弱いとか、いろいろ難点もありますが、こと、

「文章を気軽に書く」
「文章をノンストレスで書く」

という目的に限定すると、やはり長所の多いパソコンです。

しかも、88,800円ですからね。
SONYのバイオXがとろいCPU搭載してHDDで15万円くらいするのと比べると、相当の戦略価格ですね。いわゆる浸透価格戦略(ペネトレーション・プライシング)というやつです。

これからは、このブログも、Air で書こうと思います。

とはいっても、Thinkpad遣いにとっては、まだ、基本的な操作でわからないことが多く、悪戦苦闘中(笑)

広告
カテゴリー: Thinkpad vs. MacBook パーマリンク

コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Google+ フォト

Google+ アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

%s と連携中