母とiPad

先日書いたとおり、母のパソコンはたいへん反応が鈍くなっていています。私もいろいろ手を尽くし、だいぶん改善したのですが、すでに、かなり古いタイプなので、そろそろ使い続けるのが難しくなっているのも確かです。

また、先日、母の誕生日に、弟一家といっしょに、写真がいつでも見られるようにと思い、フォトフレームを送ったのですが、フォトフレームは見たい写真を順番に見たり、家の外に持ち出したり…というのは苦手です。紙のアルバムのようにはいかないわけです。

そこで、思い切って

「iPad」

をプレゼントしてみました。我ながら、いい倅でしょう笑

先日、ブログに書いた「目からうろこ」の作戦とは、実はiPadの導入だったのです。
iPadがあれば、インターネットも自由に見ることができますし、写真の取り込み・閲覧も自在にできます。立ち上がりも速いし、反応も速い。イライラすることもほとんどありません。しかも、パソコンを買うよりは安いですからね。

ちょっと興味もありました。iPadが発表になったとき、これは若い世代よりもパソコンを苦手とする高齢者にこそ向いた商品であり、インターフェイスではないか…と思ったからです。実の母親がどういう反応を示すのか、ぜひぜひ、試してみたかったという気持ちもあります。

箱から取り出して、設定が終わると、いよいよ立ち上げです。
しばらくの間、おそるおそる、

「私に分かるかなあ」

と及び腰だった母ですが、2時間もしないうちに、あっさりと理解。パソコンに比べれば、楽なものです。この商品のいいところは、なんといっても、「体感的に」理解できる点です。

「何かわからなくなったら、ホームボタンに戻れば済む話だよ。電源もここを押すだけ。立ち上げも早いでしょう。一瞬だもの」

「そうだねえ。パソコンは電源一つ切るのも、慎重だったからね。iPadは楽でいいよ」

このへんもパソコンに対する反応とは大きく違います。

インターネットで新聞社のホームページを見る方法や、地図ソフトの見方、写真の取込み方・閲覧方法などを次々と説明しましたが、まあ、おおむね使えるようになりました。

母の場合、写真の取り込みと閲覧を一番喜んだみたいです。
何しろ、SDカードをアダプター経由で

「ぐい」

と挿し込むだけ。勝手に写真のデータを吸い上げ、月日別に整理してくれます。何もやらなくていいのです。しかも、写真の縦横も簡単に修正できる。お年寄りには致せり尽せりです。

「で、あんた、インターネットって何に使えばいいのか。あたしにはそれがどうもピンと来ないのよ」

ワープロには年賀状を作るという目的があり、メールソフトは、電子メールのやりとりをするために不可欠であり、写真閲覧ソフトはアルバムがわりになる…

ということは母にも容易に理解できるのですが、インターネットそのものをどう使うか?ということについては、なかなかイメージがわかなかったようです。

「何かを調べるのに使うといいよ。たとえば、『温泉』とやると温泉の情報がたくさん出てくる」

とこれまでにも何度か話したのですが、母には「調べる」という感覚がよくわからないようです。辞書は持っているわけですからね(笑)。

で、この時思いついたのが、

新聞が読み比べられるよ」

という切り口です。
たとえば、尖閣諸島問題…。朝日新聞はどう報じているのか、読売新聞はどう伝えているのか。これは、インターネットなら、実に簡単に調べることができます。

この日は、さらにYouTubeで尖閣諸島がらみの映像をいろいろ視聴。テレビとの違いも概念的に理解してもらいました。

ここで私は一つだけ失敗を犯しました
私は、iPhoneを使っているのですが、iPhoneでは産経新聞を丸々新聞として読めるという無料ソフトがあります。当然、産経新聞が提供しているソフトです。
iPadにも産経新聞閲覧ソフトがあったのは知っていたので、それをダウンロードしたのです。

「産経新聞がまるで紙の新聞のように読めるから」

と母に思い切りPR。期待感を高めます。

で、ダウンロードした産経新聞閲覧ソフトを立ち上げると

「おお これはすごいね」

と母の反応も上々です。
ところが、頁をめくろうとすると、

「ここから先は有料です。1ヶ月1,500円」

というような案内が出ます(苦笑)。

ううむ。まったく知りませんでした…
iPad版は有料ソフトなのです。

「解像度も高いし、有料で良いと判断しました」

という産経新聞の正式見解がインターネットにもちょこちょこ出ていますね。

というわけで、母には悪いのですが、ちょっとこのソフトはペンディング。
当面は、紙新聞スタイルじゃなくて恐縮ですが、朝日・読売の頁を楽しんでもらうことで、了解してもらいました。

いやあ、知らなかったああああ笑

産経新聞の結果はさておき。
母がこんなにも喜んでくれたのは、数年前に京都旅行をプレゼントして以来のことです。

今日の教訓。
iPad 意外に使える 親孝行

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母とiPad への2件のフィードバック

  1. いとこのMちゃん より:

    こんにちは
    我が家の父、母も先月からパソコン勉強中です。
    こちらのブログをお気に入りに保存したので、
    ちょこちょこ覗かせていただいております。

    近々、父&弟がお邪魔しますので、
    どうぞよろしくで~す!m(_ _)m

    • ご無沙汰しています。

      そうですか。パソコンを! それは素敵ですね。

      すっかり仕事が忙しくて師走はビジネスブログの更新で手一杯。
      ぜんぜん、「大冒険」のほうは更新できません。

      おじさん、おばさんにも、僕のメアドはお伝え下さい!

      それから、おじさんと弟さん。
      お二人がお越しになるのをお待ちしています。

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