「109対0」①

「俺は他人を顧みない優等生よりも、お前らの方が好きだ。しかし今日のお前ら最低だ!それはラグビーをなめてるからだ。生きるってことをバカにしている。いま自分がやっていることをひたむきにやらないで、この短い人生でいったい何が出来ると思ってるんだ・・・よく考えて見ろ、相手も同じ高校生だ。同じ歳、同じ背丈、頭の中だってそう変わらんだろ!それが何で109対0なんて差がつくんだ。お前らゼロか、ゼロな人間なのか!いつ何をやるのもいい加減にして、一生ゼロのまんま終わるのか。それでいいのか、お前らそれでも男か!悔しくないのか! 玉川! 脇田! 森田!」


「悔しいです! 今までは負けるのが当たり前だと思ってたけど、にやついてごましてたけど、いまは悔しいです!チキショー!」

私が高校生の頃流行ったドラマ『スクールウォーズ』の名場面です。

キャプテン・森田が青筋たてて悔しがっているシーンは印象的。

ざぶんぐるのギャグのネタにもされています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

うちの娘がバレーボールで「25対0」で負けて帰ってきたとき、夫婦で真っ先に思い出したのが、このシーン。

何を隠そう、うちの奥さんも「スクールウォーズ」が大好きな世代なのです。

「スクールウォーズ」に限らず、誰しも、記憶に残る名シーンというのはあるもので。

私の場合、ごく小さい頃だと、この2つがそれに当たります。

まずは、このシーン。

「アンヌ、ボクは…ボクはね……人間じゃないんだよ!M78星雲からきたウルトラセブンなんだ!」

ダンが正体を明かすと、とたんに背景が変わります。昼のメロドラマか、心理学でいうところのルビンの壷(盃)みたくなります。BGMは、シューマンのピアノソナタに変わります。
ちなみにこのシーン、背景は銀紙(アルミホイル)をくしゃくしゃにしたものを貼った畳だそうです。乱反射する湖面のように見えるから、たいしたものです。音声がアフレコだった時代だからこそできたことですね。裏方さんが「せえのおお」とかいって、畳を揺らしていたそうです。

あ、ちなみにルビンの壷の絵はこちら。

 

 

 

ゲシュタルト心理学を象徴する図柄ですね。

「びっくりしただろう…?」
「うぅん…人間であろうと宇宙人であろうと、ダンはダンに変わりないじゃないの…。たとえウルトラセブンでも…」

「ありがとう、アンヌ」

「今話した通り、ボクはM78星雲に帰らなければならないんだ…。西の空に明けの明星が輝く頃、一つの光が宇宙へ飛んで行く。それが、ボクなんだよ!」

「…さよならアンヌ!」

「待って、ダン!行かないでっ!」
「アマギ隊員がピンチなんだよ!デュワッ!」

まあ、ちょっと月並みですが、やっぱりいま見ても名シーンですねえ。
子供心に、ああ、これで最終回だあ…と、弟といっしょにテレビの前にかじりついてラストシーンまでの数分間を楽しんだものです。
このシーンからラストまでは、前述したシューマンのピアノソナタがかかっているのがまたまた印象的。とても、子供番組とは思えないラストでした。

で、もう1つはというと…

<次回に続く>

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