理想の音を求めて②

壊れてしまったメイン・スピーカーKENWOOD LS-11EX。


数年前にヤフオクで2万円くらいで購入したものです。
娘と「のだめカンタービレ」の映画を観ている最中、どうも、音がとぎれとぎれになるのに気づいたのですが、ウーファーではなく、ツイーターがいかれてしまったようです。
伝説のオーディオ評論家・長岡鉄男先生絶賛の名機だったのですがね。20年以上前の製品ですからねえ。
今まで中古のスピーカーしか買ったことのない私ですが、今回は職場から近い秋葉原でまじめに視聴しつつ、新品を選んでみました。
聞いたことのないメーカーだと思います。DALIというデンマークのメーカーのスピーカーです。10種類以上聞いてみて、最後の最後にもう1つだけ聞いてみたのがこれ。

「!」

これこれ。こういう音のスピーカーがあるなら最初から推薦しなさいよ…といいたくなるほど、私の好みにあったスピーカーでした。

① 横幅20センチ以内(JBLをはじめとする仰々しいスピーカーはダメ)
② 分解能が高いこと(イギリスのモニター・スピーカーみたく、雰囲気だけの甘ったるしスピーカーはダメ)
③ 人の声がきちんと再生されること(逆に低音ガンガンである必要はなし)
④ デザイン的に納得出来るものであること(一応、リビングに置くので、あまり編チクリなんなデザインは嫌)
⑤ トールボーイは不可(スピーカー・スタンドに置くタイプが視覚的に好き)

上記5つの条件を見事にクリア。

しかし、本当に…

「小さい」

めちゃめちゃ小さいですね。ウーファーの口径は10センチですよ。10センチ。
長岡鉄男がその昔、スワンという10センチフルレンジ・スピーカーを考案し、自作スピーカーの代名詞となったことがありますが、普通はメーカーが作りたがりません。

私はスピーカーはあまり変更する方ではなく、今までにも、DJのモニター用に購入したBOSE101をのぞけば、

① ONKYO Liverpool D200/同D200Ⅱ
の場合、16センチ


② KENWOOD LS-11EX
でも19センチ

でした。小型ブックシェルフが好きな私でも、

「10センチ」

というサイズは記憶にありません。
一歩間違えば、

「安物か?」

と誤解してしまうような商品です。

しかし、そうではありません。
作りはしっかりしています。加工や調整は、デンマークの職人さんが1つ1つ行ってくれるそうで、エンクロージャーも美しい。

しかし、

「小さい」

ですね。
その小ささに似合わず、音は立派。
点音源に近いからでしょうかね。たいそうな音場感です。これぞスピーカーの教科書のような鳴り方です。
そもそも、JBLみたく、

「俺はここにいるぞ。なんか文句あるか」

的なスピーカーから音がガンガン出ても、

「当たり前」

じゃあないですか。意外性がない。

「え、あんな小さいの? あれがメイン・スピーカーなの?」

とか

「え? あそこから音が出ているの?」

といったお客さんの表情こそおもしろい。いやいや、それ以前に、私がおもしろいのです。

珍しく、下調べもしないで、お店でいきなり購入…となったスピーカーですが、他のどんな機種よりも、魅力的でした。

ああ。正確に言えば、もう1つ、欲しかったスピーカーがあります。

広告
カテゴリー: その他, 理想の音を求めて タグ: パーマリンク

コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Google+ フォト

Google+ アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

%s と連携中